ＳＫＹ ＳＴＡＧＥ 宝塚歌劇花組公演 宝塚ジャパネスク「花は花なり」

作・演出は植田紳爾氏。主な出演者は、春日野八千代さん（専科）、松本悠里さん（専科）、花組＝真矢みきさん、純名里沙(現在は、りさ）さん、愛華みれさん。　

　１９９６年の新年を祝う作品。宝塚大劇場。
　日本物の舞踊ショーと芝居で構成されている。元禄の若衆Ｓ（真矢みきさん）、娘Ｓ（純名里沙さん）、若衆Ａ（海峡ひろきさん、愛華みれさん他）らによる宝塚新音頭による総踊りから、王（春日野八千代さん １９１５年生まれ）、鶴（松本悠里さん）、亀（真矢みきさん）による祝舞「鶴亀」。子三郎（真矢みきさん）ら十二支役者の新年の口上。子之介（春日野八千代さん）と傾城二十日（松本悠里さん）の「鼠の道行き」。鼠の大将（愛華みれさん）がドラ猫退治に繰り出す「鼠の仇討ち」。
　「花は花なり」は、戦乱で荒廃した伝説の薄墨桜を咲かせようとする花若（真矢みきさん）とその妻かすみ（純名里沙さん）が、通りがかりの殿様とその家来の思い違いで引き裂かれ、６０年後、花を咲かせた薄墨桜のお陰で再会するまでを描く。最後は「花に生命あり」、花の命の貴さを讃える荘厳な桜の精（春日野八千代さん）の舞いから、花びら舞いしきる中「サクラサクラ」の曲に乗せ、全員が華麗に舞う。

花組＝未紗のえるさん、一原けいさん、矢みきさん、町風佳奈さん、美月亜優さん、海峡ひろきさん、詩野優花さん、九重遥さん、愛華みれさん、夢乃千琴さん、萌水せりかさん、紫吹淳さん、翔つかささん、匠ひびきさん、夏城令さん、大伴れいかさん、渚あきさん(１９８８年入団　第７４期生　娘役）、初風緑さん、伊織直加さん、純名里沙さん（１９９０年入団　第７６期生　娘役）。
専科＝春日野八千代さん、松本悠里さん、葉山三千子さん、城火呂絵さん、舞千鶴さん、朝みち子さん、高ひづるさん。

宝塚新音頭→http://www.evesta.jp/lyric/lyrics/lyric33543.html

十二支役者の新年の口上→子三郎：真矢みきさん　戌代：純名里沙さん　丑之丞：未沙のえるさん　卯之也：一原けいさん　申之助：町風佳奈さん　巳之助：美月亜優さん　寅衛門：海峡ひろきさん　酉弥：詩乃優花さん　辰五郎：愛華みれさん　午之介：紫吹淳さん　未十郎：匠ひびきさん　亥太郎：夏城令さん。
（参考＝ＲＯＣＫ　ｉｎ　ＴＡＫＡＲＡＺＵＫＡ　→　http://led-zep.hp.infoseek.co.jp/　）