クリントン頑張れ!

 どうもオバマ旋風が吹いているが、彼には「小泉」のにおいがする。ヒラリー・クリントン氏のほうが政策を訴える力と実行力があると思う。テキサス州に勝たねばならない。

 [ワシントン 4日 ロイター] 米大統領選挙の民主、共和両党の候補指名争いは4日、4州で予備選挙が実施される「ミニチューズデー」を迎え、民主党クリントン上院議員が大票田のオハイオ、テキサス両州でオバマ上院議員との対決を制し、指名獲得に向けて息を吹き返した。共和党ではマケイン上院議員が獲得代議員数を上積みして候補に確定した。

 クリントン氏はこれまでオバマ氏に12連敗を喫していたが、両州で負ければ選挙戦からの脱落を余儀なくされるとの幅広い予想を覆す大きな勝利を収めた。

 ミニチューズデーでも決着がつかなかったことから、民主党の候補者選びは今後ワイオミング、ミシシッピ州へと移り、次の大きな戦いである4月22日のペンシルベニア州予備選まで続く公算が大きくなった。ただ、8月の民主党全国大会で候補者を選ぶ代議員の獲得数ではクリントン氏が依然としてオバマ氏を追っている。

 クリントン氏はオハイオ州オバマ候補に勝利したことを受け、「われわれは前進している。われわれは力を増しており、最後まで進む」と述べた。

 オバマ氏はバーモント州で勝利したが、ロードアイランド州クリントン氏が押さえた。

 出口調査によると、クリントン氏が最後数日で態度を決めた有権者の支持を多く集めた。

 ヒラリー氏はついに勝利の女神をつかまえた感じがする。