ちりとてちん第22週「聞かぬは一生の箸」

2月25日(月)〜3月1日(土)
「ビーコのせいで私の人生はめちゃくちゃだ」──大阪に現れた清海(佐藤めぐみ)の突然の告白に驚く喜代美(貫地谷しほり)。東京に出たものの挫折続きで小浜に戻った清海は、本当は自分が草々(青木崇高)のそばにいるはずだった、との思いを消せずにいた。しかも実家の塗りばし製作所のために、知らない相手と見合いして結婚しなければならない、という。喜代美は衝撃を受けるが、何もしてやることができない。おりしも落語会の仕事で、喜代美は久々に小浜に里帰りすることになる。
 和田家では、正典(松重豊)の元で正平(橋本淳)が、塗りばしを作るようになっていた。
素人とは思えぬその出来栄えに驚く喜代美だが、たまたま店に現れた秀臣(川平慈英)が正平の作ったはしを見て、「あの時と同じ」と謎の言葉を残して去る。
 一方、大阪では草々(青木崇高)の愛用のスーツをクリーニングに出すよう頼まれた勇助(辻本祐樹)が、四草(加藤虎ノ介)の入れ知恵でとんでもないことをしてしまう。清海のことが気になる喜代美は、順子(宮嶋麻衣)の忠告も聞かず、なんとかしようと清海のもとを訪ねるのだが……。