ちりとてちん第10週「瓢箪から困った」

12月3日(月)〜12月8日(土)
入門から3か月。喜代美(貫地谷しほり)は徒然亭の高座名をもらい、初高座の日も決まった。 演目は「ちりとてちん」だ。一方、小浜でも正典(松重豊)の塗りばしが認められ、大阪の高級デパートから大口の注文が入る。
 初高座当日。娘のために糸子(和久井映見)が小浜から駆けつけるが、喜代美は緊張のあまりまともに話すことができず、あげくに肝心のオチを先に口走ってしまう。みんなの応援に応えられず大失敗したショックに、すっかり落ち込む喜代美。草若(渡瀬恒彦)たちは皆でなんとか喜代美が立ち直るきっかけを作ろうとするが、なかなかうまくいかない。
 一方喜代美の初高座を見に来た清海(佐藤めぐみ)は、草々(青木崇高)の落語姿にひかれる。 ある日草々から「自分は落語のけいこのために本当に腐った豆腐を食べたことがある」と聞いた喜代美は、かつて奈津子(原沙知絵)が小次郎(京本政樹)のせいで、とんでもないデザートを食べさせられた逸話を思い出す。そして迎えた2度目の高座。自らの体験談を枕に使って喜代美は「ちりとてちん」の話を始めるが、同じ頃草々と清海に運命的な出来事が起きる。