クアーズ・フィールドでワールド・シリーズ第3戦はじまる

 国歌を唄うキャリー・アンダーウッドさんが実にうまい。ボクはレッドソックスのファンであるが、「奇跡」のロッキーズにもがんばってほしい。見渡すかぎり、白いタオルを振るロッキーズのファンだらけ(ボストンでは赤のタオルだらけであった)。ロッキーズの先発投手は右腕フォッグ。1回表はボストンのチャンスがあったが点にならず。1回裏、先頭バッターの松井 稼頭央(まつい かずお、本名:松井 和夫、英語表記:Kazuo Matsui、1975年10月23日)大阪府東大阪市出身。177cm・83kg・O型。 右投げ、両打ち。背番号は7。松坂大輔の元同僚というか先輩、松坂は初球をライトにはじき返されるものの後続を断った。松坂大輔投手(まつざか だいすけ、1980年9月13日)。背番号18。1980年9月13日生まれ。東京都江東区出身。横浜高-西武ライオンズ(1999年ドラフト1位)182cm・85kg・O型。右投右打。
 2回を終わって0−0。3回デビッド・オルティズ(David Americo Ortiz Arias、1975年11月18日 ドミニカ)が先制打。マイク・ローウェル(Mike Lowell , 1974年2月24日 プエルトリコ)が2点タイムリー。松坂も2点タイムリー。エルズベリーが追加点。合計6点。

デンバーは標高が約1マイル(約1609.344メートル)に位置することから、マイル・ハイ・シティーの愛称で呼ばれ、州議事堂の階段や、メジャーリーグコロラド・ロッキーズの本拠地であるクアーズ・フィールドのアッパーデッキの座席の列などに、1マイルを示す特別なカラーリングが施されている。歴史的には、農業において重要な平原に位置することから、平原の女王都市(Queen City of the Plains)と呼ばれる。

コロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)はアメリメジャーリーグナショナルリーグ西地区所属のプロ野球チーム。本拠地はコロラド州デンバー市。チーム名はロッキー山脈から。
1991年に発足、1993年から参加で同年観客動員が4,483,350人でこれは大リーグ記録である。1995年に現在の本拠地のクアーズ・フィールドが開場。選手の総年俸は$4,400万でナショナル・リーグ西地区では最低(2006年シーズン開始時)。

プロスポーツチームとしてはかなり異色の存在で、チームとしてキリスト教信仰を重視しており、ロッカールームやトレーニングルームからは俗世的な雑誌は排され、スポーツ雑誌等の他に聖書が置かれている。壁には聖書からの引用文などが掲げられ、日曜日にはチームで礼拝も行われる(任意参加)。

2007年10月、ナショナルリーグチャンピオンシップシリーズに進出、10月15日(現地時間)に地元デンバーにてアリゾナダイヤモンドバックスにシリーズ4連勝でナショナルリーグを初制覇し、球団創設以来、初めてとなるワールド・シリーズ進出を決めた。現制度下でのプレーオフの全勝優勝(7連勝)はこれが初めて。また、プレーオフ7連勝は1976年のシンシナティ・レッズ以来31年ぶり。

ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)は、アメリメジャーリーグアメリカンリーグ東地区所属のプロ野球チームの一つ。マサチューセッツ州ボストン市に本拠地を置き、ホーム球場はフェンウェイパーク1893年発足。ユニフォームカラーは紺、赤、グレーで、ロゴデザインは2つの赤い靴下である。ワールドシリーズで6回の優勝、アメリカンリーグで12回の優勝を誇る。典型的なビッグボール派のチームで、伝統的に長打力を前面に押し出した野球を志向する。

キャリー・アンダーウッドCarrie Underwood、本名 Carrie Marie Underwood、1983年3月10日 - )はアメリカン・アイドルのシーズン4で優勝し、2007年グラミー賞最優秀新人賞を受賞したアメリカ合衆国出身のカントリーミュージシャン。

デビューアルバム『Some Hearts』はカントリージャンルのアルバムとしては最も早く500万枚の売り上げを達成した。また、アメリカン・アイドルの優勝者や参加者の中としてもデビューアルバムとしては最大の売り上げとなった。また、2006年度、主要な音楽賞であるアメリカン・ミュージック・アウォーズ(AMA)とビルボード・ミュージック・アウォーズ、グラミー賞の全てを受賞した最初のアメリカン・アイドルの優勝者となった。

総括   
 松坂でメジャーの頂点へ王手!――米大リーグ、レッドソックス松坂大輔が28日(日本時間)、敵地クアーズ・フィールドロッキーズとのワールドシリーズ(7回戦制)第3戦に日本人投手として初先発し、6回途中2失点で勝利投手になった。レッドソックスは10−5で3連勝を飾り、ワールドシリーズ制覇へ王手をかけた。岡島秀樹は4番手として登板し、1回を1失点。また、ロッキーズ松井稼頭央は「1番・セカンド」で先発出場し、3安打猛打賞の活躍だった。

 松坂は初回、松井稼にいきなりヒットを許すと、味方守備のエラーで無死二塁のピンチを背負う。しかし、後続を切って取って無失点に抑えると、徐々に調子を上げて4回まで力強いピッチングを披露。2安打を許した5回、1死一、二塁と再びピンチを招くも、松井稼を内野ゴロに打ち取るなど無失点に切り抜けた。6回も続投したが、1死から2者連続四球を出したところで降板。2番手ロペスが2本のタイムリーヒットを浴びて、松坂に失点が付いた。この日は5回1/3を投げ、3安打、2失点、5奪三振、4四死球で勝ち投手になった。球数は101球。
 また、打撃では第1打席に空振り三振。続く3回2死満塁の第2打席は、スライダーをとらえてレフト前へ2点タイムリーヒットを放った。第3打席はセカンドゴロで、3打数1安打2打点。

 松井稼の第1打席は、真ん中のストレートをとらえてセンター前ヒット。第2打席は、外角低めのストレートに空振り三振。5回1死一、二塁の第3打席は外角低めのストレートをバットの先にうまく当てるも、ショートゴロ。松坂との対戦結果は3打数1安打だった。続く第4打席はサード内野安打で出塁後、二盗に成功。第5打席はセンター前ヒットで、この日は5打数3安打1盗塁。

 岡島は7回途中、無死一、三塁の場面で登板し、ホリデーに真ん中ストレートの初球をセンターへ運ばれ3ランを許した。しかし、後続を打ち取ってリードを死守。この日は1回を投げ、打者5人に対し2安打、1本塁打、1失点、2奪三振の内容だった。

 試合は、レッドソックスが3回に打者一巡の猛攻で一挙6点を奪取。序盤から優位に立つも、6回に2点、7回には3点を返されて1点差まで詰め寄られた。何とか踏みとどまってリードを死守したレッドソックスは、8回に3連打でたたみ掛けて3点を加え、再びロッキーズを引き離した。9回には主将バリテックの犠牲フライでダメ押しの1点を入れ、試合を決めた。