NHK熊本放送局長、セクハラの疑いで解職


 NHK熊本放送局の村上格(いたる)局長(55)が宴会の席で女性にセクシュアル・ハラスメントの疑いのある行為をした問題で、NHKは10日、村上局長を13日付で解職、東京の放送総局付にすると発表し、合わせて減給処分(賃金1日分の半額を月給から減額)にした。

 NHKによると、村上局長は3月20日、熊本市内であった職員らの歓送迎会の2次会で、酒に酔って複数の女性スタッフの手や腕を触るなどしたという。NHKはセクハラにあたると判断した。

 NHKは「地域放送の先頭に立つべき放送局長が、不適切な行為を行ったことは誠に遺憾」などとコメントしている。