[今日の気になるブログ] 7月30日(土)「逆の歴史」

□彰の介の証言さん エントリーの 日本人の歴史観の原点(7)から一部を引用してみました。
◎声高に、相手を非難してみても、自国がしてきた「事実の歴史」は根本的なところは何にも解決しません。自分の物差しと相手の物差しが最初から単位がちがっていれば、合うはずもありません。お互いが、検証して同じ単位を使えるようになる努力が必要です(ただ、中国は共産党独裁の仮面国家なので・・・・でも努力しよう)

架空の話ですが・・・、歴史の流れがちょっと狂って、日本が明治維新に大失敗し、列強の植民地にされてしまった。そして大韓民国は大改革に成功し、一気に列強と肩を並べるまでの力を得るに至った。そんな中、韓国軍が日本に進軍し、列強を追い払い、日本を正当な手続きで植民地化した。日本語は禁止され、韓国語が強制され、私の名前も「ぺ・ヨンジュン」に改名させられ、神社仏閣が取り壊された。列強の搾取とは全く違い、インフラが整備され、人口も増え、身分制度も崩壊し、江戸時代とはくらぶべくもない韓国支配による平等で豊かな生活を送ることができるようになった。韓国は白人支配から日本を開放したと主張した・・・。 
 ・・・としたら、正当化史観の方は、韓国のしたことに、日本人として全く疑問を持たないということになりますね。韓国はいいことをしたのだから日本人として文句を言うことはないと・・・

 私は、上に書いた逆の歴史を全く受け入れることができませんので、日本人として過去の日本の行為を正当化することはできません。しかし、一つ一つの歴史的事実をすべて否定しているわけではないのです。日本が韓国にある意味で善政をしたのも事実でしょう。しかし、それと正当化は別問題ですし、韓国のつけ込み行為とも関係ありません。負い目の部分はやっぱり負い目であって、そこから目をそらすことはできないのではないでしょうか。実は戦後60年もたって、この負い目の部分の検証が行われていないのではないかと感じています。形ばかりの謝罪を行うことによって反省を見せかけることよりも、負い目をさらけ出して日本人として真の事実を知ることこそ大事であると感じます。その上で、その下地があって初めて日本の善政部分、中韓のでっち上げの検証、つけ込み行為への反論ができるのではないでしょうか。私はそう考えています。