新聞つまみ読み 京都新聞6月14日

 オピニオン・解説欄 「KBS京都海外ドラマ突然の放送中止 地方U局に重すぎた?提携 仲介者が契約不履行 未集金発生 初の赤字転落 デジタルの増収策失敗」

経営再建中の京都放送(KBS京都=京都市上京区)が更正会社となった1995年度以降、初めて赤字に転落。その原因は、メキシコのドラマ「ゲーム・オブ・ライフ」(全165話、昨年10月から週4回放送)をめぐりメキシコの放送会社「テレビサ」と京都放送両社の相互独占配給契約を仲介した英国広告代理店が約束した広告料金などの入金が滞ったため。放送は昨年末で突然の休止、同局の対応のまずさと作品が好評だったことから視聴者の反発も強かったが、ついに今年2月に正式に放送打ち切りとなった。デジタル放送化による多チャンネルに焦点をあて、キラーコンテンツの独占と他局への配信で増収をはかるつもりが頓挫して、経営陣の退陣へということになってしまった。

参考リンク→テレビ番組「ゲーム・オブ・ライフ」の放送休止について
参照リンク→京都新聞の劇場空間キョウト テレビ新時代(4)生き残り
ライブドア堀江貴文社長に買い上げてほしいテレビ局がこのKBS京都です。「京都」ブランドで全国および全世界に発信できるコンテンツは魅力的とおもうのですが。

京都・観光文化検定試験公式テキストブック

京都・観光文化検定試験公式テキストブック

あらすじ=ロレナ、ポーリーナ、ダニエラ、フェルナンダの4人は17歳。彼女達は互いに固い友情で結ばれており、高校生活最後の年に誰もが直面する厳しい状況を、互いに助け合って乗り越えていく。物語の舞台はサッカー場。ここで少女達は、サッカーの試合を通じて誇りを守るとともに、チームとして人生に立ち向かうことを学ぶ。

 この「ゲーム・オブ・ライフ」はテレビサ社によるとメキシコでは29・5%、ニューヨークでは22パーセント、中国の中央電視台で17パーセントの高い平均視聴率を獲得し、2003年度に世界で放映されたテレビドラマの中では「ER」と並ぶ最高のキラーコンテンツらしい。

ファミコンウォーズDS

ファミコンウォーズDS