重大事故の検証の3(JR福知山線)

◎今後も犯人探しではなく事実を積み重ねていくために(自分なりの)検証を続けたい。
さて、テレビに出てくる評論家にはすくなからず本当に専門家と疑問符を打つ人が何人かみられた。(後半になるとかなりしっかりした識者が増えてきた)今回は乗客の証言が、事件の概容を明らかにしていった。例えば、「オーバーランの嘘」「脱線転覆であった」「カーブでのスピード(108キロ)」などである。

尼崎脱線事故死者106人、13人ICU 救助活動終了 毎日新聞4月29日


Troubled Daysさんのブログ 日本システムの裏側より

 今般の461名の重軽傷者を出し、106名にも及ぶ多くの人命が失われたJR列車事故で、列車の構造やJRのシステムに対する不信感が日本は基より海外にまで蔓延している。海外では、日本の列車システムの「安全の神話崩壊」などや韓国などに至っては「開発国並みの事故」と人の不幸を揶揄するなど非常にセンセーショナルであり、日本を見下した物言いである。確かに外国に言われるまでも無く、起きた事故は悲惨であり、二度と繰り返して欲しくない事故だと思う。現在流される報道からも、日本の列車システムが如何に人に頼っているところが多いかを示した事故でもあると思う。しかし、その本当の裏側は何であろうか。 続く

◎韓国にとやかくいわれたくない(これまでとてつもない手抜きインフラ工事で重大事故をおこしてきたのに)が、今回の事件は運転士の責任半分であとは安全システムの欠如と無理な運行体制であると思う。開発国ならここまで高度な運行システム(異常であるのは別問題)が築けないだろう。
 なんにしろ、なくなられた106名の皆様に対して心よりお悔やみ申し上げます。