ファイナルファンタジーXI ヴァナ・ディール ワールドリポートversion.050224 について  

 711ページ(プラスに連携表+種族別モンスターデータ)、総重量1055グラムというかなりのボリュームです。体裁だけでなく内容もかなりのものになっている。しかも定価は1980円とリーズナーブルな価格です。
第1章は「ようこそヴァナ・ディールへ!」ゲームガイダンス、第2章は「ヴァナ・ディールの住人たち」種族と職業、第3章が「技術がもたらす恩恵」匠の技、第4章は「未知なる大地を求めて」ワールドガイド、第5章で「飽くなきヴァナ・ディール探求」もう一つの冒険、第6章に「無限なる知識の宝物庫」データ、巻末は「開発チームインタビュー」。
 その中で、ここの日記にも書いたけれど=FFXI栽培] インフレが(;¬_¬)http://d.hatena.ne.jp/makyabery/20050308 「インフレ問題」について、インタビューから引用してみました。

 ヴァナ・ディールの経済は原理的には現実世界と同様の市場原理(需要と供給)の上に成り立っていると思います。市場コントロールのポイントは?
A 難しいのは消えないアイテムがあるってことです。現実世界と一番違うのがそこで・・・現実世界なら必ず消費されて、古くなって、破棄されていく。でも、ヴァナ・ディールの剣はいつまでも刃こぼれしない。(店売りの武器など)システムにギルを支払った場合、廃棄されればその剣に消費されたギルも同時に消失するわけですが、あまりそれがない。減らないのでギルの量も増える一方となってしまって・・・。そうなると、競売の相場にも影響が出てよろしくない方向になります。
インフレが起こってしまう?
A その通りです。で、モンスターのアイテムを落としたりする量を調整したり、店で売る値段を適価に修正したり。合成で必要なアイテムを増やして、その分1つにまとめることでアイテム量を調整したりもしています。この辺はある程度バリエーションを持たせて、ユーザーさん側になるべく負の修正にならないように気をつけています。ただ、お金が得やすい環境というのは、競売の相場が上がることに繋がり、相場が下がるということはお金を得にくい環境ということです。つまり相対的にはあまり変わらないんですけどね。

 ひとつのアイデアなんですが、余ったギルを公式のRMT(リアル・マネー・トレーディング)で吸い上げ、ゲーム代やスクエニの書籍やゲームと交換できるようになればなと思うのだけど(ダメかな?)