戦史について

 誤解を恐れずにいうと「戦史」が好きです。もちろん人と人が殺しあうことには反対であるし、嫌悪感があるが、戦争は人類が発生してから付いて回っているもので、何故戦争になったか?あるいは戦争のターニングポイントが克明に明らかになり、人間の業というものが歴史のひとこまとして語られることに非常に興味がある。(プラモ大好きで、ゼロ戦=紀元2600年に製作されたから=や超弩級戦艦大和を製作してました)
 もともと歴史が好きで、勉強の成績も良かったw以前に書きましたが、三国志がすきなのもその一環だ。劉備のように最後だけ大軍を所持できたが、それまでゲリラ軍の隊長ですから、その戦いは大概が負けで、いかに敗北するかが劉備の一生でもありました。演義は誇張の塊ですがね。
 古代ローマ帝国の戦いは、「歴史」(後世に残された)がしっかりと記録されています。
近代になるとこの分野は学問として確立されてくる。欧州はこうしたことに対する分析力に優れている。また、文学性も高い。(欧州は東西南北どこをとっても戦争・侵略が絶えなかった地域である)きっと学ぶことも多いし、民族のアイデンテテイをかきたてられるからだろう。翻って日本では、戦記は豊富ですが戦史はだめです。分析力と想像力がかなり欠如しているから。