頂上決戦①攻防戦

ライブドア・ニュース 03月08日 東京】より引用です。

 堀江社長 TOB結果に声明
「業務提携で相乗効果を」 フジテレビジョン<4676>のニッポン放送<4660>株公開買い付け(TOB)成立を受け、ライブドア<4753>の堀江貴文社長は8日、同社サイトで配信する動画に出演し、「フジテレビがわれわれに次ぐ大株主になられたということで、ぜひ一緒にニッポン放送の価値を高めていければと考えている」と、業務提携を求める姿勢に変わりがないことをあらためてアピールした。
 堀江社長は「ラジオとポータルサイトがうまく連携することで、インターネット上のサービスが楽に使えるようになる。また、これからはラジオ単体の放送広告でなく、インターネットと連動したハイブリッド広告も面白いと思う」などとシナジー(相乗効果)の例を挙げ、「ニッポン放送の営業力とブランド、インターネットの専門家であるわれわれのノウハウなど、互いの価値をうまくミックスし、素晴らしい企業体にしていきたい。フジテレビとも手を取り合って連携していければと思う。ぜひ一緒に仕事をさせていただきたい」と呼び掛けた。【了】

昨日のホリエモンは良かった(ま〜必死だけど)都合4放送局に出演し、これまでバッシングに近い批判を浴びていた言動や今後の展開、マスメディアのあり方について、かなり真剣にこれまで以上に語っていた。(ウ〜ン最初からこの姿勢が欲しかったけどね)

毎日新聞 2005年3月8日 19時56分より引用
        ライブドアの株取得を強く非難 亀渕社長
 「まさにストック(株)ビジネスのテロ行為だ」。ニッポン放送亀渕昭信社長は8日の定例会見で、ライブドア時間外取引による同放送株取得を強く非難した。ライブドア筆頭株主になってから、初めての定例会見。これまではフジテレビの日枝久会長の陰に隠れる形だったが、この日は同放送の看板番組「オールナイト・ニッポン」のパーソナリティー時代をほうふつとさせるように能弁にまくしたてた。会見の冒頭では、12分間にわたり思いのたけを語った。同放送社員が出した、ライブドア傘下入りへの「反対声明」については「胸がジーンとなった」。堀江貴文ライブドア社長が「(声明は)言わされただけでしょ」と毎日新聞のインタビューで話したことには、「社員の気持ちを踏みにじる物言いだ」と怒りをあらわにした。
 フジのTOB結果は「今朝、総務担当から聞いた。『あ、そう』と言っただけ」と平静を装い、米ハードボイルド小説の主人公、フィリップ・マーロウの名セリフを引いて「僕の経営方針は『強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない』。市場の論理は時に冷酷だが、その中でも思いやりは必要だ」と語った。また堀江社長が主張している「放送と通信の融合」について、「インターネットにすごい力があることは分かっている。でも急ぐべきはネット上の秩序作り、ルール作り。何でも流せばいいわけじゃない」と切り返した。

亀渕社長はいい人っぽいけど、経営者としてはホリエモンにこう言わざるえないところが、可哀想です。ニッポン放送の社員は本気でリストラされると思っているんでしょうか(ホリエモンは先ず過激な発言をして、それで波紋を広げて、最後に実は言葉足らずで真意はこうなんですよ式の戦法みたい)