フランス 大統領選挙に 若者不満


 【パリ共同】フランス大統領選第1回投票でマクロン、ルペン両氏の決選投票進出が決まったことを受け、パリ中心部のバスチーユ広場などで23日夜、両氏に反発する若者ら約300人が抗議デモを行い、警察と衝突し2人が負傷した。地元メディアが伝えた。

朝日新聞

 パリのレピュブリック広場では24日、人種差別に反対する左派系の団体が反ルペン氏のデモを開き、学生や会社員など約200人が参加。


 ルペン氏の厳しい移民政策などを問題視し、「他の政党とは全く異なる」などと訴えた。労務コンサルタントのエティエンヌ・アリさん(28)は「既存の政党にうんざりしたり、テロを恐れたりしている人がルペン氏に投票したのだろう。だが、排他的なルペン氏の政策は解決策にならないと思う」と話した。