宝塚 103期生の ロケット

 今春宝塚歌劇団に入団した103期生が12日、兵庫県宝塚市にある同劇団稽古場で、初舞台のラインダンスを公開した。
 ラインダンスの前には、雪組スターの永久輝(とわき)せあが「’S Wonderful」を熱唱。中村一徳氏が「大輪の花が力強く咲く様子」をイメージした演出で、初舞台生は約4分30秒のラインダンスを披露した。この日は1人がケガのため欠席。だが残り39人が、フォーメーションを多く取り入れた長尺のラインダンスを披露した。


 今回、初めて初舞台生のラインダンスの振り付けを担当したKAZUMI-BOY氏は「最後の足上げ意外にも、いくつかワンラインになる箇所がある。腕を使ってのウエーブなど、乱れてはいけない振り付けがあるのが特徴」と語った。


 首席の花束(はなたば)ゆめは「永久輝さんの歌がステキで、その歌からラインダンスが始まるのは幸せ」と息を弾ませた。また瑠璃花夏(るり・はなか)も「初舞台のが全員で舞台に立てる最初で最後の機会なので、1回1回を大切にしたい」と笑顔を見せた。


 103期生のラインダンスは21日に宝塚大劇場で初日を迎える雪組公演「Dramatic“S”」(〜5月29日)で披露される。

宝塚歌劇の初舞台とは?