京阪電車 座席指定特急や全席座席指定列車を導入


朝日新聞引用

 京阪電気鉄道は30日、全席座席指定の有料車両「プレミアムカー」が1両ついた特急の運行を8月から始めると発表した。平日には上下計95本、土日祝日は上下計113本を走らせる。京阪本線出町柳(京都)―淀屋橋(大阪)間で8月20日から走り、通常の運賃に加えて距離英に応じて400円か500円がかかる。座席数は40で、利用券はインターネットか特急停車駅の窓口で買えるようにする。


 8月21日からは平日朝に枚方市駅樟葉駅から各1本ずつ、淀屋橋駅方面へ向かう全車両座席指定の列車「ライナー」を設ける。約400席で、追加料金は一律300円。利用券はプレミアムカーと同様の方法で買える。京阪の加藤好文社長は30日の記者会見で「高齢化もあり、『立ったままの移動はつらいので座りたい』という要望がかなり増えてきた」と導入の背景を説明した。