悪徳(迷惑)商法に負けるな

悪徳商法などのトラブルに関する電話相談窓口を案内する消費者ホットラインについて、消費者庁は1日、局番なしの電話番号「188」での案内を始めた。語呂合わせは「嫌や(イヤヤ)!」。既存の10桁の番号0570(064)370も引き続き利用できるが認知度が低いことから、警察の110番や消防の119番と同じように3桁の番号を新たに導入した。


 消費者ホットラインは、2010年から運用が始まった。音声ガイダンスに従って自宅の郵便番号を入力すると、最寄りの消費生活センターなどにつながる仕組み。初年度の利用は約23万件で、14年度は約34万件に上ったが、高齢者にとって10桁の番号は覚えにくいことから利用の妨げになっているとの指摘が出ていた。
 同庁の担当者は「ホットラインの認知度を上げ、気軽に相談できるように覚えやすい番号にした」としている。(2015/07/01-01:18)