ようやく動き出した 危険自転車の取り締まり

NHK

 自転車を運転する際に、信号無視や酒酔い運転などの「危険行為」をして、繰り返し検挙された場合、安全講習を受けることを義務づける制度が始まり、警視庁は1日、東京都内のおよそ100か所の交差点で一斉に取締りを行いました。


 1日に施行された改正道路交通法では、信号無視や酒酔い運転など14項目の違反を、自転車を運転する際の「危険行為」に指定し、こうした行為をして、3年以内に2回以上検挙された場合、安全講習の受講が義務づけられます。


  これを受けて、警視庁は1日、都内の97か所で一斉の取締りを行い、このうち、港区麻布十番の交差点には警察官10人余りが出て、赤信号を無視して、歩行者の進行を妨害したとして30代の会社員を検挙しました。


  また、イヤホンをしたり、スピードを出して歩道を走ったりしていた利用者に注意するとともに、新しい制度が始まったことを伝えていました。


 警視庁によりますと、都内で自転車の利用者が危険な運転で検挙された件数は4月末までに688件と去年より100件余り多くなっているということです。


 麻布警察署の羽谷恵一交通課長は「自転車はエコで便利な乗り物ですが、死亡事故につながることもあり、この制度をきっかけに安全運転が広まって欲しい」と話していました。

 なんでもかんでも 取り締まったり規制はしない方がいいけど、あまりに目に余る暴走行為や法律に対する無知、などは徹底的にとりしまるべきだ。


 その一方で、自転車が安全に交通できる道路などの環境整備も欠かせません。それにしても保育園や幼稚園の子供を乗せているママの無法ぶりはどうにかなりませんかね?せめて、携帯電話をかけて運転をしない。原則左側通行、夜間はライトを点灯をこれぐらいはまもってほしい。