とりあえず私も買ってみました。

「ピース」又吉さんの小説 異例の25万部発行
3月12日 21時14分


お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの小説「火花」が、純文学の単行本としては異例の25万部発行されることになり、東京・新宿で行われた発売記念のイベントには大勢のファンが訪れました。
「火花」は又吉さんがお笑い芸人の世界を舞台にして書いた純文学小説です。
もともと、文藝春秋が発行する月刊の文芸誌、「文學界」の2月号に掲載されて話題となり、11日、単行本が発売されましたが、事前に書店からの注文が相次ぎ、純文学としては異例の25万部が発行されることになりました。
単行本は12日から多くの書店に並び、このうち東京・新宿区の紀伊國屋書店には特設のコーナーが設けられました。


また、発売記念のイベントとして又吉さんが本を直接手渡すイベントも開かれ、発売前に予約していた300人が又吉さんのサイン入りの本を受け取っていました。
サイン入りの本を手にしたファンの女性は「文芸誌が買えなかったので、ようやく読むことができます。純文学はあまり読みませんが、又吉さんがどんな小説を書いたのか読む前から楽しみです」と話していました。
又吉さんは「自分の書いた小説が本になって書店に並ぶうれしさを実感しています。
一人でも多くの人に手にとってもらえたら」と話していました。


 

火花

火花