米国自身が招いた厄災

イスラム国」に対する軍事行動について、米中関係が専門の、中国人民大学の金燦榮教授は、「中国は『イスラム国』の拡張を食い止めるために国際社会が協力することには反対しない立場だが、今、具体的な行動を取ることにはためらいがある」と述べました。


 その理由について金教授は、「アメリカが過去数年間にわたり事実上、『イスラム国』の勢力を育ててしまった。リビアの内戦で彼らの参戦を奨励したのも、シリアの内戦で彼らを育てたのもアメリカ自身だ」と述べ、イスラム国への対応で国際社会と協調していくものの、軍事行動については、まずはアメリカの責任で対処すべきというのが中国の立場だと主張しました。











Come home! Vol.37 (私のカントリー別冊)

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