独立は認められなかったが 投票の意義はあった
イギリスによる政治・経済両面の脅しや融和により、独立YES派は過半数をとれなかった。しかし、自治と自立をめざした今回の運動はスコットランドに住む人に大きなものを残したと言える。
個人的には過半数ギリギリの攻防ではなく、堂々と3分の2をとるような決着がのぞましい。サッチャーに基幹産業の石炭鉱山を閉鎖され、民族の尊厳を失いつつあるスコットランドで、単に経済の問題だけで独立反対にまわった人たちは後悔をするだろう。
なぜ、あのときに賛成を投じなかったのだろう?深い悔悟の念だけが・・・。
- 作者: 垣根涼介
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