4Kも高額では いずれ国内企業は 敗北する


日刊ゲンダイ 20140523

中国メーカーが激安「4Kテレビ」の販売を発表した。「中国メーカーだから、どこまでホンモノの4K技術があるのか疑問ですが、もし本当に49型を6万5000円で販売するなら衝撃です。日本のもくろみはすべてパーになる。この調子では、中国メーカーは別にしても、グズグズしていたら、ライバルのサムスンやLGに追いつかれ、追い越される恐れがあります」(民間シンクタンク研究員)


「4Kテレビ」は、出口が見えない日本のテレビ事業にとって、唯一の明るい材料。昨年6月に「1インチ1万円」クラスの4Kテレビが発売されると、いきなり売れ始めた。とくにソニーは、国内の4Kテレビ市場の約7割のシェアを握っている。4Kテレビで失敗したら、ソニーの復活はもうムリなのではないか。