まだ柱がしっかりしない 脚本の弱さ 『ルーズヴェルト・ゲーム』

 一部ではキャラが立っている(立川談春=ライバル会社社長・手塚とおる=野球部監督・工藤阿須加=野球部エース)のだが、肝心の唐沢寿明(社長)や江口洋介(専務)の立ち位置が不明確で、ドラマに感情移入ができない。八津弘幸に 前作(半沢直樹)の切れがない。

 参考=【 ルーズヴェルト・ゲーム 】第6話 感想 【 ドラマ@見取り八段・実0段 】

 6月1日に放送された唐沢寿明主演のTBS系連続ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』の第6話の平均視聴率は14.8%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)を記録した。前回より1.2%の下落。


 このドラマは、倒産の危機に瀕した中堅精密機器会社・青島製作所を舞台に、中途採用から社長に大抜てきされた細川充が、周囲の風当たりや不況の波、他社との攻防のなかで戦っていくさまを描く。出演者は唐沢寿明檀れい石丸幹二、六角精児、手塚とおる児嶋一哉、山本亨、高橋和也小須田康人和田正人マキタスポーツ峰竜太立川談春江口洋介、山粼努 他。原作は池井戸潤。脚本は八津弘幸ルーズヴェルト・ゲームの第6話はTBS系列にて21:00-21:54に放送された。