IE あぶないってホント?

毎日新聞 2014年05月02日 10時15分(最終更新 05月02日 12時58分)

マイクロソフトが発表した更新プログラムの告知=同社サイトから

 米マイクロソフト(MS)のインターネット閲覧ソフト「インターネットエクスプローラー」(IE)のセキュリティーに脆弱(ぜいじゃく)性が見つかった問題で、同社は1日(日本時間2日未明)、欠陥を修正するプログラムの無償配布を始めた。4月上旬にサポートを終えた基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」にも特例として対応している。

 修正プログラムは、OSの中にある更新プログラム「ウィンドウズ・アップデート」を通じて配布される。日本マイクロソフトによると、店頭で販売されたパソコンのほとんどは修正プログラムを自動的に受け入れる「自動更新」になっているという。そうでない場合は、手動で取り込む必要がある(更新プログラムはhttps://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms14-021

 この問題をめぐっては、MSが4月26日、IEのバージョン6〜11に欠陥があることを公表。米国土安全保障省が28日、問題が改善されるまで別の閲覧ソフトを使うよう呼びかけた。日本の総務省も全国の自治体や各省に注意喚起していた。

 今回の脆弱性は、悪意のある攻撃者が作成したわなのサイトに知らないうちにアクセスした場合、パソコンに侵入され、情報を盗み見られたり勝手に操作されたりする恐れがあった。

 サポートを終えたXPにも対応するのは異例。日本マイクロソフト広報は「今回は特例で、今後も続くわけではない。XPを使っている人は、速やかにサポート中のOSに更新していただきたい」と話している。【平野美紀/デジタル報道センター】

 なんだか世界的にアタフタしていますが、新聞社だって統計的には半分くらいはIEのはずだが自社の対処法を明らかにしたところってある?



 騒ぐだけでなく、“IE”はすぐ止めろ!とか“グーグル・クロームに乗り換えを”とかも言わない。具体的な被害も報道されない。日本はどうすりゃいいの?なぜ日本製インターネット接続ソフトができないのだろう?

 Google Chrome(グーグル・クロームは、HTMLレンダリングエンジンにBlink(27以前はWebKit)を採用し、Googleが開発しているウェブブラウザである。
北米では 2008年9月2日、日本では 9月3日に Windows XP / Vista 向けのベータ版が公開され、12月12日に正式版が公開された。