やることなすこと・・・


 我が城東区長も実質更迭。見渡す限りの住宅と町工場しかない区に、「世界的なベンチャー企業を誘致する」の公約を掲げ、無残にも失敗。中央区とか北区の区長に任命されていればね。

 大阪市は25日、全国公募で2012年8月に民間から登用した森伸人・東成区長(55)と、都倉尚吾・鶴見区長(54)を更迭し、4月に新設する「区政支援室」の区業務改善担当部長に異動させる降格人事を発表した。橋下徹市長は記者団に対し「区長として不適格。僕が採用を間違えた」と任命責任を認めた。橋下市長は市内全24区長を公募、民間など外部から18人を登用したが、更迭や退職が続いており、公募区長の交代はこれで計5人となる。


 森区長は昨年9月、女性職員にセクハラ行為をしたとして減給処分を受け、都倉区長は今年1月、区発注事業の入札手続き期間中に参加業者に接触したなどとして厳重注意処分となった。


 公募区長は16年3月までの任期付き採用で、副市長に次ぐ市のナンバー3のポストだが、2人は区長職を外れ、2ランク降格の部長職となる。約1400万円の年収は約1000万円に減る。2人は「任期途中の交代で区民の皆様に大変申し訳なく思っている」とのコメントを出した。両区とも後任に市職員を充てる。


 市の公募区長を巡っては、昨年4月に当時の東住吉区長が更迭された後に分限免職となったほか、今年に入り北、城東両区長が相次ぎ自主退職する事態になっている。市議会からは「制度を見直すべきだ」との声も上がっている。

(2014年3月26日 読売新聞)