多くの観光客でにぎわう伊勢神宮内宮の宇治橋伊勢神宮内宮で2013年9月、小沢由紀撮影
多くの観光客でにぎわう伊勢神宮内宮の宇治橋伊勢神宮内宮で2013年9月、小沢由紀撮影
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 伊勢神宮三重県伊勢市)の祭事をつかさどる神宮司庁は12日、今年の参拝客数が1895年の統計開始以来初めて、1000万人を突破したと発表した。20年に1度の式年遷宮効果で今年は年明けから参拝客が大幅に増加。先月20日には900万人を突破し、過去最多だった約883万人を超えていた。

 ◇1895年以来最高

 12日午後2時現在の参拝客数は1000万334人。内訳は、内宮(ないくう)が636万3243人、外宮(げくう)が363万7091人。20年に1度の式年遷宮のクライマックスで、ご神体を新正殿(しょうでん)にうつす「遷御(せんぎょ)の儀」を内宮(2日)と外宮(5日)で終えており、新社殿への参拝客がさらに増えそうだという。【新井敦】