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あまちゃん“本当の結末”怪情報を本紙追跡
2013年10月01日 11時00分

 この春から夏、一大ブームとなったNHK連続テレビ小説あまちゃん」が9月28日朝、最終回を迎えた。脚本を担当した「クドカン」こと宮藤官九郎氏(43)は、シナリオを書き終えた際「『こうなるよね』というラスト」とほのめかしていたが、どうやら本人的には違う結末にしたかったようだ。そんななかつい最近、能年玲奈(20)演じる主人公アキはあの“じぇじぇじぇ”な男と結婚するという怪情報がネット上に流れていた――。

 NHKの「あまちゃん」公式サイトでは、最終回のあらすじを事前にこう明かしていた。

 2012年7月1日、北三陸鉄道リアス線は被災した一部区間が復旧。一方、袖ヶ浜では海開きが行われ、アキたち海女の実演を見るため大勢の人が押し掛ける。その後、ユイ(橋本愛)とともにお座敷列車に乗り込んだアキは、北鉄車内で2人が初めて出会ってから4年、地元民に見守られながら「潮騒のメモリー」を歌う――(要約)。

 実際この通りにドラマは結末を迎えた。ストーリー展開でのサプライズはなかった。

 クドカンは6月に最終話の脚本を書き終えた際、自身のブログで次のようにつづっている。

「自分らしい終わり方と、朝ドラらしい終わり方の、どちらを取るか、実はこの4、5日揺れに揺れていました。結果、俺らしくもなく、たぶん朝ドラらしくもない終わり方になったんじゃないかと思う。仕方ない。俺は朝ドラの最終回を見た記憶がない。しかも、俺らしい終わり方なんて自分じゃわからない。というわけで『こうなるよね』というラストだと今は思う。わからない。変わるかも知れない」

 その5日後のブログでは「あまちゃん最終週の本直しに向けての打ち合わせ。我がまま通じなかった。でも仕方ない。直す」と書いている。全編を通し小ネタをちりばめ“クドカンワールド”炸裂だったが、歴史ある朝ドラ枠だけに、最後はNHK的な無難な締めくくりで妥協したようだ。

あまちゃん」の結末予想は、これまでネットや雑誌で散々盛り上がっていた。そんな中、最終回3日前の25日に突如、「あまちゃんの最終回は 突然前髪クネ夫とあまちゃんが結婚するそうです」という書き込みがネット上に出現した。

 この「前髪クネ夫(正しくはクネ男)」とは、アキの初主演映画「潮騒のメモリー」でキスシーンの相手役をゴネた、人気グループ「2STREET BOYS」パフォーマー・TOSHIYA(勝地涼)のこと。たった1回の登場(先月27日放送分)ながら、前髪をやたらいじり腰をクネらせる強烈なウザさでインパクトを残し、いま注目度急上昇中のあまちゃんキャラだ。

 クドカンがこの先バラすはずもないだろうが、実はまさかそんな仰天結末を思い描いていた!?