自動車もそうだが自転車も 自分の運動神経を過信しすぎ


 2013年9月24日13時18分 読売新聞

 登校中の小学生が被害に遭う事故がまた起きた。京都府八幡市で24日、児童5人が車にはねられ、1人が重傷、4人が軽傷を負った事故。


 昨年4月には同府亀岡市で同様に暴走車が突っ込み、10人が死傷する事故が起きたばかりで、関係者は「許せない」と憤った。

 市や目撃者によると、乗用車は歩道と府道を隔てる鉄柵をなぎ倒して跳ね上がり、他の児童らの頭もかすめながら畑に入り、民家に突っ込んで止まった。たまたま約200メートル東で速度違反の取り締まりをしていた警察官が駆けつけ、児童らを道路の反対側に誘導した。


 周辺には車の破片が散乱。頭から血を流した子供が倒れており、車の運転手とみられる男が近寄って、動転した様子で「大丈夫ですか。ごめんなさい」とつぶやいていたという。

 周辺住民らの話では、現場の府道ではスピードを出す車が多いという。近くの製菓原料店の店主(69)は、「ガガガという音の後、ドカンとものすごい音がした。外へ出ると、ランドセルを背負った男の子がうつぶせでぐったりしていた。子供たちは身震いして、ぼうぜんとしていた」と語った。


 市立八幡小(498人)の信次剛司校長によると、けががなかった児童は登校後、担任教諭が話を聞いて落ち着かせるなどした。事故を受けて市教委が記者会見を開き、信次校長は「子供たちはルールを守ってきちんと並んで歩道を歩いていたのに、ひどく悪質な運転で被害に遭い、運転手が憎い。許せない」と憤った。


毎日新聞

 府警の調べでは、車は一方通行の市道を南進、府道との交差点で左折した際にスリップし、20〜30メートル先の府道北側のガードレールに衝突。はずみで更に20〜30メートル先の府道南側の歩道の柵を押し倒して児童の列に突っ込み、民家に衝突して停止した。歩道の柵に衝突した際、車体がはね上がって児童の列に突っ込んだとの目撃証言もある。児童は13人の列で東から西へ歩いていた。

 どうも運転していた少年の供述には虚偽がありそう。スリップしたくらいで上記のような惨状になるだろうか?相当な速度で衝突しなければ車が空を飛ぶか?