あまちゃん  アキおかえり〜 ただいま 第137回

 吉田副駅長から告げられ車窓を開けると、「おかえり〜、アキちゃんおかえり〜」の歓迎の声、アキも大きな声で『ただいま〜』
  涙が出そうになった。

 震災から3か月後。アキ(能年玲奈)は、1年半ぶりに北三陸に帰った。駅を出て町へ降り立つと、地震津波の傷跡は生々しく、風景は一変していた。


 しかし、(袖が浜駅)出迎えてくれた町の人々は、たくましく、前向きに日々を生きていた。(変化ないように見えるが、家が全壊したり流されたり、でもたくましく明るく生きている。)

2011年6月24日朝。


町は閑散としていました。まるで3年前、初めてこの土地を訪れた時のように…いや、それ以上に寂れていました。


三陸市を襲った津波は川を遡ったものの、その川が二股に分かれていたため勢いが分散されたようで、町なかは壊滅的な被害を免れました。しかし、人的な被害も出た沿岸部の打撃は大きく流された車や家屋も少なくなかったそうです。