あまちゃん  第96話 「おらのママに歴史あり 2」

 アキ(能年玲奈)は、1985年秋に春子(有村架純太巻(古田新太鈴鹿ひろみ(薬師丸ひろ子の3人が抱えることになった大きな秘密を知り、衝撃を受ける。その秘密をめぐり、春子はアイドルになる道をあきらめ、ついに東京を去ったのだった。


 アキは、追い込まれていた当時の春子の気持ちが今の自分に重なり、不安になる。

NHK連続テレビ小説あまちゃん」で人気を集めている挿入歌「潮騒のメモリーがCD化され、31日に発売されることが20日、明らかになった。

 主人公・アキの母、天野春子を演じる小泉今日子さんが歌ったバージョンが収録され、CDシングルとして発売される。小泉さんがCDシングルを発表するのは、99年8月発売の「For My Life」以来、約14年ぶり。小泉さんは「楽曲の世界観を大切に、もう全力で“17歳のマーメイド”な気分で歌いました」とコメントを寄せている。


 「潮騒のメモリー」は、86年に公開された架空のアイドル映画「潮騒のメモリー」の主題歌という設定。
同映画で主演を務めた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)の楽曲としてリリースされてヒットしたが、実は鈴鹿は極度の音痴だったため、アイドルを目指していた春子(小泉さん)が“影武者”として歌っていたことが19日の放送で明らかになっていた。
同曲は、若き日の春子のレコーディングの場面、母となった春子がカラオケで熱唱するシーンで使用されたほか、主人公で春子の娘のアキ(能年玲奈さん)と親友のユイ(橋本愛さん)が結成したアイドルグループ「潮騒のメモリーズ」も歌っていた。


 作詞はドラマの脚本を手がける宮藤官九郎さんが担当し、「ジョニーに伝えて」「千円返して」「潮騒のメモリー 私はギター」「三途の川のマーメイド」など独特の歌詞が人気を集めている。作曲は、ドラマのオープニングテーマや挿入歌「暦の上ではディセンバー」を手がけた大友良英さんSachiko Mさんが担当している。

 CDのジャケットは、ドラマのパラパラマンガを手がけるお笑い芸人の鉄拳さんが映画「潮騒のメモリー」のシーンを描いたイラストがあしらわれ、アナログEP風の紙ジャケットとなっている。カラオケバージョンも収録し、価格は700円。また、20日からレコチョクiTunes Storeなどでも配信される。(毎日新聞デジタル)