サッカーの試合でも チャレンジを導入を

 日本サッカー協会上川徹・審判委員長は14日、11日に行われたJ1浦和―鹿島戦(埼玉)で決勝点となった浦和の2点目について、「オフサイドであり、得点は認められるべきではなかった」と、誤った判定だったことを認めた。

 試合は3―1で成立しており、判定は覆らない。審判委は、再発防止に努めるよう全てのJ担当審判員に通達し、試合を担当した審判員の処分は行わないとしている。


 問題となったのは、1―1で迎えた78分、MF梅崎の左クロスにFW興梠が頭で合わせた場面で、映像では興梠は明らかにオフサイドの位置にいた。

 審判委は試合翌日、主審と副審から事情を聞いた。それによると、副審が「梅崎のクロスがそのまま入った」と判断。副審がオフサイドをアピールしなかったことから、主審は「興梠がオフサイドでない位置から入ってきたと判断した」と説明したという。


 競技規則によると、試合が再開される前であれば、判定を取り消すことは可能。上川委員長は「副審が疑問を持って主審に確認していれば、ゴールは認められなかったと思う」と、連携不足が原因と認定した。

 試合はTVで見ていたけれど、明らかなオウサイドであった。審判に1試合に何度かビデオ判定を求める「チャレンジ」があればなと思う。
 それとミスを認めたのだから、その後の抗議に対するイエローカードも取り消すべきではないだろうか。