バブル到来か?!

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 10日の東京外国為替市場は、アメリカの景気回復への期待からドルを買って円を売る動きが加速し、円相場はおよそ4年1か月ぶりに1ドル=101円台前半まで値下がりしました。


 10日の東京外国為替市場は、9日の海外市場でアメリカの景気回復への期待からドルが買われた動きがさらに加速し、円相場はおよそ4年1か月ぶりに1ドル=101円台前半まで値下がりしました。午後5時時点の円相場は、9日に比べて2円53銭円安ドル高の1ドル=101円36銭〜38銭でした。


 また、円はユーロに対しても大幅に値下がりし、9日に比べて2円円安ユーロ高の1ユーロ=132円13銭〜17銭で、およそ3年4か月ぶりに1ユーロ=132円台に値下がりしました。


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 10日の東京株式市場は、円相場が1ドル=100円を超えておよそ4年1か月ぶりとなる円安水準にまで値下がりしたことで、輸出関連を中心に多くの銘柄に買い注文が出て、日経平均株価終値は400円以上値上がりし、ことしの最高値を更新しました。


10日の東京株式市場は、円相場が1ドル=100円を超える円安水準となったことで業績の改善が見込めるとして輸出関連の銘柄を中心に買い注文が増えました。


 この結果、日経平均株価終値は9日より416円6銭高い1万4607円54銭で、ことしの最高値を更新するとともに、平成20年1月以来、およそ5年4か月ぶりの高値をつけました。