消費税の税率アップで消費は冷え込む

 素人の考えでも表記のことはわかります。単純に日本の名目GDP(国内総生産)を468兆円とします。
そのうち5割が消費とすれば、234兆円です。5%の増税で10兆円の増収らしいですが、消費が5%冷え込めば
11.7兆円のマイナスです。それだけ物がうれないのであれば、企業も苦しく、当然税収も落ち込む。

 バブル経済崩壊後にようやく景気を持ち直しかけたころに、消費税を自民党の橋本政権が2%増税した結果、この2012年までずっと経済はどん底状態。これを再び繰り返そうとしている。

 日本の年金・医療は根本的に改良・改善しなければいけません。そもそも簡単なシュミレーションで、収支バランスなどはわかりそうなものです。つまり、医療費が高すぎるのです。つまり、年金支給額が多すぎるのです。

 でも、これも消費の一部なので同じことじゃないかと思えますが、支出を抑え込んでどうしても必要な金額を確定したのちに、収入を考えるべきなのです。一部には将来への不安で消費を抑えている面もあり、将来または現実の医療にこれだけお金がかかるので、税金を上げたいというだけでも安心が拡がる。

 ついては民主党としては、消費税を15%にしたい。あるいあ所得税を数%あげたい。上げた場合は日本の景気はこうなるだろうというシュミレーションを示すべきなのです。