捜査機関が 犯罪者に 転落

 このところの検察・警察の在り方をみていると 普通の人が いつ逮捕されるか わかりません。

警部補 うその調書作成の疑い
1月19日 13時4分 NHK
北海道警察本部の警部補が、詐欺事件の捜査で、実際には事情を聴いていない人から事情聴取したとするうその調書を作成した疑いがあることが分かり、警察は、この警部補を虚偽公文書作成の疑いで書類送検したうえで処分する方針です。

北海道警察本部によりますと、障害者自立支援法に基づく給付金を巡る詐欺事件に関連して、捜査2課の40代の警部補が、去年10月、実際には事情を聴いていないのに、札幌市の職員から参考人として事情聴取したとするうその調書を作成した疑いがあるということです。調書は札幌市の介護業務の手続きに関する一般的な内容で、別の捜査員が調書の内容を確認するためこの職員に連絡したところ、事情聴取を受けていないことが分かったということです。警部補は「なかなか相手に会えなかった」と話し、うその調書を作ったことを認めているということで、自分が調べた内容を職員から聴いたように偽り、調書を作成したとみられるということです。警察が、職員から改めて事情を聴いて調書を作り直したため、捜査に影響しなかったということです。北海道警察本部は、この警部補を虚偽公文書作成の疑いで書類送検したうえで処分する方針です。北海道警察本部は「大変申し訳なく、再発防止を徹底したい」と話しています。