映画「NINE」

 アポロシネマ8で鑑賞。大阪は雨ばかりで(全国的かも)鬱陶しいので久しぶりに映画を観ることにした。上映は20時20分〜のレイトショー(1200円)。ネットで事前リサーチ、予告編を3バージョンも視る。気に入ったのは ケイト・ハドソンが歌い踊る 「シネマ・イタリアーノ」。本編ではさほど重要な役ではなかったけれど、おいしい役どころである。


 もちろん、この映画は フェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini, 1920年1月20日〜1993年10月31日)監督の『8 1/2』(はっか にぶんのいち、原題:Otto e mezzo 1963年)を下敷きに、ブロードウェイでは1982年の初演当時、トニー賞10部門ノミネート、作品賞や演出賞など5部門で最優秀賞に輝き、03年のアントニオ・バンデラス主演の再演でも6部門ノミネート、最優秀リバイバル賞、最優秀ミュージカル助演女優賞の2部門を受賞している。このミュージカルを映画化したのが本作。

 確か昔に『8 1/2』はみたはずですが、その頃は衹園会館か京一会館が映画を観る場所だったけど、多分どちらかで観た・・・サテリコン(1969年)、フェリーニのローマ (1972年)、フェリーニのアマルコルド(1973年)の記憶があるので・・・。