卒業おめでとう 第96期生

宝塚の乙女38人、一層精進誓い卒業 音楽学校96期生 2010.3.1 産経新聞引用

宝塚音楽学校卒業式で、記念撮影で笑顔の卒業生=1日午前9時29分、兵庫県宝塚市武庫川町の宝塚音楽学校(澤野貴信氏撮影)

  

 兵庫県宝塚市宝塚音楽学校で1日、卒業式が行われ、第96期生の38人が2年間、歌やダンスの稽古(けいこ)に励んだ学舎を巣立った。卒業生たちはこの日午後、宝塚歌劇団に入団、タカラジェンヌとしての第1歩を踏み出す。

 式では、黒色紋付きと深緑色のはかまで正装した卒業生を前に、小林公平校長が「立派な舞台人として、社会人として歩んで行ってほしい」と激励。総代の則松亜海さん(芸名・夢華あみ)が涙で時折言葉をつまらせながら、「宝塚の乙女として清く正しく美しく、一層精進して参ります」と答辞を述べた。

 卒業生たちは4月16日から宝塚大劇場で始まる月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)」で初舞台を踏む。