瀬奈じゅんさんのラストプレイ

ミュージカル・ロマン『ラスト プレイ』−祈りのように−作・演出/正塚晴彦氏。 解説=孤児院で育った主人公の青年は、ピアノの英才教育を受け世界的コンテストに参加するまでになるが、ストレスと重圧から、最終選考で演奏中に失神してしまう。このことがトラウマとなり、彼はピアノに近付くことさえできなくなる。孤児院を出た青年は、偶然出会った一人の男の元に身を寄せる。年月が流れ、二人は裏社会では一目置かれる存在となっていた。ある日、何者かに狙撃され青年は記憶を失うが、ピアノに向かい見事な演奏を始める……。トラウマを抱えた主人公が、自らの意思で生きる道を見つけ出すまでを、男同士の友情を軸に、彼に心を寄せる女性たちの想いを散りばめ描いたミュージカル。

 
 併演は、ファンタスティック・ショー『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』作・演出/三木章雄氏。解説=永遠につながる一瞬一瞬をきざみ続けるリズム。それは生きる喜び、愛の祈り、夢への憧れを刻みながら、永遠に熱く燃え上がる炎に似てまばゆい。音楽の根底にあるリズムの持つエネルギーをショーアップした作品。人間に幸せをもたらす音楽への讃歌を通して、熱いビート感を持つスター瀬奈じゅんの魅力をあますところなく見せます。