推定無罪

 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 推定無罪(すいていむざい)は何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定される」という立証責任の考え方に基づいた近代刑事法の基本原則である。狭義では刑事裁判における裁判官の自由心証主義に対する内在的な拘束原理としての意味のみで用いられる。無罪の推定という表現が本来の趣旨に忠実であり(presumption of innocence)、刑事訴訟法学ではこちらの表現が使われる。

 この制度は刑事訴訟における当事者の面を表している。これを、裁判官側から表現した言葉が「疑わしきは罰せず」であり、2つの言葉は表裏一体をなしている。


NHKより

夫が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたあと行方がわからなくなっているタレントの酒井法子容疑者が、東京・南青山の自宅に覚せい剤を隠し持っていた疑いが強まったとして、警視庁は酒井容疑者の逮捕状を取りました。所在が確認されしだい逮捕する方針です。

覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕状が出たのは東京・港区南青山のタレントの酒井法子、本名、高相法子容疑者(38)です。警視庁の調べによりますと、酒井容疑者は自宅のマンションの部屋に覚せい剤を隠し持っていた疑いが持たれています。警視庁は今月3日、東京・渋谷区の路上で覚せい剤を隠し持っていたとして、酒井容疑者の夫で自称、プロサーファーの高相祐一容疑者(41)を逮捕するとともに、関連先として酒井容疑者の自宅を捜索した結果、微量の覚せい剤が見つかったということです。酒井容疑者は夫が逮捕されたあと行方がわからなくなっていますが、8月4日の午後、酒井容疑者が使っている携帯電話の電波が山梨県身延町付近から発信されていることが確認されています。また、関係者によりますと、酒井容疑者は8月5日、10歳の長男を預けている知人に「子どもの声を聞かせてほしい」と公衆電話から連絡してきたということです。警視庁は、酒井容疑者が逃走している疑いがあるとみて所在が確認されしだい逮捕する方針です。酒井法子容疑者がデビュー当時から所属している東京・新宿区の芸能事務所「サンミュージックプロダクション」の相沢正久社長は、8月7日午後2時半に事務所で記者会見を開きました。集まった報道陣を前に、相沢社長は「報道されている経緯については警察から報告を受けていないので、捜査結果を待つしかないのが現状です。私たちとしては、一刻も早く酒井法子が出てきてくれることを願うしかありません」と述べました。また、酒井容疑者の最近の様子については、「先月中旬に会ったのが最後ですが、ふだんと変わらない様子でした」と話しました。事件の内容についての質問に、相沢社長は「警察の報告を待つしかない」と繰り返すにとどまり、最後に「一刻も早く、出てきてください、それだけです」と話していました。