政権はどこに1

NHKより

 民主党の広報戦略チームの会合では、自民党が4年前の衆議院選挙で掲げた政権公約の達成状況について協議し、「郵政民営化で小さな政府を目指すことこそ、この国が抱える問題を解決する唯一の道だ」としながら、郵政民営化以外は達成できていないとした検証結果をまとめました。具体的には、「年金・医療など社会保障の充実」をうたいながら、後期高齢者医療制度の導入や障害者自立支援法の成立など、いわゆる弱者へしわ寄せをしているほか、「こどもたちの世代にツケを残さない」としながら、4年間でおよそ130兆円も新たに国債を発行するなど、「公約違反」や「ごまかし」が目立つとして、今後、自民党側への批判を強めていく方針を確認しました。会合のあと、福山哲郎政策調査会長代理はNHKの取材に対し、「この4年間で格差は広がり、国民生活は疲弊した。今の政権は『何をやったか』をみずから検証しなければならないのに、何の言及もなく、次の政権公約を出すのは都合がいい話だ」と述べました。

密かに大ファンの『彰の介の証言』さん 2009年7月28日 借金は財源の根拠か?