打順替えとブラゼル効果あり 20勝26敗3分


阪神タイガース公式ファンクラブ [2009/06/05]

■2009/6/5 試合結果 対オリックス 3回戦(2勝1敗) 甲子園

オ|000 000 000|0
神|000 002 02x|4
勝:下柳5勝2敗0S
敗:金子5勝4敗0S
HR:ブラゼル ツーラン1号
オ:金子-菊地原
神:下柳-アッチソン-藤川


サンスポより。

交流戦阪神4−0オリックス、3回戦、阪神2勝1敗、5日、甲子園)杜の都で田中を撃ち、8日ぶりに戻ってきた甲子園。試合開始直後の空には、左中間スタンド後方から3塁側へと大きな虹が架かっていた。借金「7」からの巻き返しへの“予兆”だ。合流したばかりのブラゼルが、いきなり爆発だ。 「広い球場なので、入るかなあと思いながら走っていました。ホームランがどうのこうのより、とにかく一本ヒットが出てよかった」 ホームで待ち受けた葛城の頭をドスン! とたたき、喜びを表現した。最高の虎デビューだ。

 6回の第3打席。1死2塁から、オリックスの先発・金子の初球の真っすぐを粉砕した。左中間へと高く上がった打球は、失速することなくスタンドへ。虹が消えた夜空に、アーチを架けた。



   



 試合前のフリー打撃から、好調さを見せていた。軽めの46スイングでポンポンと10発をほうり込むと、締めのひと振りで“本気”を見せた。右翼ポール上部を通り、右翼席中段へ。推定飛距離130m弾を突き刺した。

 真弓監督は試合前に「力があるね。楽しみだよ。守備の動きもいい」と声を弾ませ、和田打撃コーチも「1球で流れを変えられる選手。日本で成功したいという気持ちも感じるよ」と笑顔を見せた。

 「6番・1塁」で堂々の虎デビュー。金子とは、西武時代の昨季の開幕戦(3月20日西武ドーム)で3三振を喫するなど、19打席でわずか3安打(打率・158)、12三振を喫した相手。数字的には不利だったが、パワーで覆してみせた。