とりあえず今は連敗をしないことだ 18勝23敗2分
阪神タイガース公式ファンクラブ [2009/05/27]
■2009/5/27 試合結果 対西武 1回戦(1勝) 甲子園
西|000 010 000|1
神|000 000 40x|4勝:下柳4勝2敗0S
S:藤川1勝3敗4S
敗:石井一2勝4敗0S
西:石井一-野上-星野-岡本慎-許
神:下柳-アッチソン-藤川
サンスポより引用。
(交流戦、阪神4−1西武、1回戦、阪神1勝、27日、甲子園)怒とうの逆転劇や! 阪神は1点を追う七回、桧山進次郎外野手(39才)の今季初タイムリーで同点に追いつき、一挙4点の猛攻。「7番・一塁」で先発した今岡誠内野手(34才)が2塁打で口火を切り、難敵・石井一を攻略した。両ベテランが虎を上昇気流に乗せた!
お立ち台の関本賢太郎(けんたろう)内野手3番 と 桧山進次郎(ひやま・しんじろう)外野手24番
甲子園が息を吹き返した。この興奮をみんなが待っていた。0−1で迎えた7回1死3塁。4万6160人を飲み込んだ聖地が「代打・桧山」のコールに総立ち。力強いゴロが1,2塁間を抜けた瞬間、地鳴りとともに激しく揺れた。
「チャンスだったんで積極的にいこうと。勝利に貢献するような活躍ができていなくて、迷惑をかけていました。ファンのみなさんにも心配をかけたと思います。1本打ててよかったです」
今季初のお立ち台で、“神様”の顔が紅潮した。6回まで2安打に抑えられた左腕・石井一の142キロをとらえた。値千金の同点打は、今季24打席目で初タイムリー。。さらに3点を加え、一挙4得点の逆転劇。つながりを欠いていた打線が覚醒した。
ネクストバッターサークルで背後から声をかけられた。 「まだ、いかせてくれよ」。下柳だった。7回1失点と熱投する先輩左腕の代打。燃えないわけがない。「(下柳の)愛犬ラガーをなだめるようにじゃないですが『まぁまぁ。辛抱してください』と。何とかしたいと思った」。白星を贈る最高のひと振りとなった。
真弓監督も左対左に迷いなし。「きょうの勝ちは、本当に後につながる」と力を込め、もう一人の立役者もたたえた。
「やっぱり最初の今岡の2塁打でしょう」
代打中心に打率.130だった男を「何回か打席に立った方がいい。思い切って使いました」と「7番・一塁」で今季2度目のスタメンへ−。2タコで迎えた7回無死。石井一の真っすぐを左中間へ弾き返すと、二塁へヘッドスライディング。流れは確かに変わった。
今岡「ヒットが出ていなかったんで自分的にもよかった。ヘッド? 足が速かったらかっこいいんだけれどね」。信頼に応え、安どの表情だ。プロ1年目以来、12年ぶりに一塁で先発。8試合12打席ぶりに快音を響かせた。くしくも東洋大出身の2人。試合前、東都リーグで戦後初の5連覇を果たした恩師・高橋昭雄監督(60)に福原と3人で電話を入れた。祝いの言葉に見事、プレーも添えてみせた。
桧山が「波に乗っていきたい。関西はインフルエンザで萎縮してしまって、ラッキーセブンの風船も飛ばすことができないですが、みんなで力を合わせてやっていくので応援よろしくお願いします」ファンに呼びかけた。