タカラヅカ・グローリー!


    

 第90期生を交えた90名による大ライン・ダンスなど、宝塚歌劇90周年を記念した大レビュー。’04年雪組宝塚大劇場。原案は小林公平氏。作・演出は岡田敬二氏。朝海ひかる(あさみ・ひかる)さん舞風りら(まいかぜ・りら)さん → 公式、(専科)初風緑(はつかぜ・みどり)さん → 公式、(宙組水夏希(みず・なつき)さん。

 第90期初舞台生の華やかなライン・ダンスで幕が上がる。大階段に一人のスター(朝海さん)が登場し歌い始めると、「タカラヅカ」がタイトルにつく名曲をスター(舞風さん、初風さん、水さん、)たちが歌い継いでプロローグが始まる。「虹を追って…」では、誰もいない劇場の舞台でブライアン(朝海さん)が一人でダンスの稽古を始めると、劇場の妖精(イリュージョン)(水さん)達が現れて…。「ゴールデン・デイズ」は一変して、リラの花咲く舞台でライラックの娘(舞風さん)、ワルツの青年(初風さん)達が優雅に歌い踊る。90周年を記念した90名の大ライン・ダンスの後、二人のダンディー(初風さん、水さん)の銀橋での歌から、淑女(舞風さん)達が“清く正しく美しく”を歌う。曲がボレロにアレンジされた音楽に変わると、黒燕尾の紳士(朝海さん)達が大階段で踊る。そしてフィナーレとなる。

2004年4月2日(金)〜5月10日(月) 雪組宝塚大劇場公演・2004年6月11日(金)〜7月11日(日) 雪組東京宝塚劇場公演 併演は詩劇『スサノオ』―創国の魁(さきがけ)― 作・演出/木村信司氏。