悲しい死だけれど 精一杯生き抜いたアシュリーさん

 

FNNニュースより引用。

 「プロジェリア」という遺伝子の病にかかり、通常の10倍もの速さで老いていくカナダの少女、アシュリー・ヘギさん(17)が、4月21日朝に亡くなった。 通常の10倍近い速さで老いていくという難病「プロジェリア」を患いながらも、その過酷な運命を懸命に生き抜いたアシュリーさんが、21日午前9時、母・ロリーさんにみとられて短い人生の幕を下ろした。アシュリーさんは「うまく言えないけど、死ぬのは悲しいことだけど、必ず訪れるものだと思うの」と話していた。
ア シュリーさんが生まれたのは1991年5月23日。母・ロリーさんが、17歳で産んだ元気な赤ちゃんだった。しかし、生後9カ月の時にプロジェリアと診断された。遺伝子の異常によって、普通の10倍近いスピードで年老いていくこの病気は、800万人に1人という難病で、平均寿命はわずか13歳。


ヤフーニュースより引用。

 通常の人に比べ約10倍の速度で老化が進む難病と戦っていたカナダの少女が、天国に召されたとニュースで伝えられた。彼女の名前は、アシュリー・へギさん。

 アシュリーさんが患っていたのはプロジェリアと呼ばれる病気である。遺伝子の異常により通常の10倍近いスピードで年老いていくとされ、患者数は世界で30人程度、平均寿命は13歳といわれている。アシュリーさんは17歳で、プロジェリア患者としては最高齢の患者と言われていた。日本でも何度かアシュリーさんの闘病生活を記録したドキュメンタリーが放送され、放送を通じてプロジェリアという難病の存在を知り、過酷な運命の中をひたむきに生きるアシュリーさんの姿に心を打たれた視聴者も多かった。

 アシュリーさんは生前、「プロジェリアという病気をどう思っているかは、昔と変わってないわ。わたしがプロジェリアだということには、ちゃんとした理由があるの。神様が与えてくれたものだから、すてきなことなのよ。だから、わたしは大丈夫」と話していたという。

 母親のロリーさんは、17歳の時にアシュリーさんを産んだ。奇しくもアシュリーさんは同じ17歳で、あまりにも早すぎる死を迎えた。全速力で人生を駆け抜けていったアシュリーさん、どうぞ天国で安らかにお眠りください。(編集担当:柳川俊之)