こういう日が来ればいいね!

 朝日新聞より引用

【ニューヨーク=真鍋弘樹】「イラク戦争終わる」の見出しが1面に――。米ニューヨーク・タイムズ紙そっくりの偽新聞が12日、当地のマンハッタン地区などで大量に無料配布された。左派系の団体による手の込んだいたずらとみられ、「ブッシュ大統領起訴」などの偽記事で紙面が埋め尽くされている。

 偽タイムズ紙は、題字からレイアウト、記事の体裁にいたるまで本物そっくりで、一見して区別がつかない。1面トップの「イラク終戦」のほかにも「ブッシュ大統領、国家反逆罪で起訴」「国連、全会一致で武装禁止条約を可決」「社長の最高賃金制限法が成立」など白昼夢のような記事が並び、本物と信じた通勤客らを驚かせた。

 日付はなぜか来年7月4日の独立記念日。著名団体になりすます前歴のあるグループの仕業らしく、過去には世界貿易機関WTO)当局のふりをして「組織の解散」を発表したこともある。「発行元」によると、準備には数千人のボランティアが6カ月をかけ、120万部印刷したという。

[ニューヨーク 12日 ロイター] ニューヨーク市やロサンゼルスなどで12日、1面に「イラク戦争終結」の記事を掲載した偽物のニューヨーク・タイムズ紙120万部以上が配られる出来事があった。

 新聞は2009年7月4日付で14ページつづり。以前にも世界貿易機関WTO)当局者になりすまして、WTO解散を発表したことのある「イエス・マン」と呼ばれる集団による仕業とみられている。

 ニューヨーク・タイムズのスポークスマンは「新聞は偽物であり、現在調査をしている」と述べた。

 偽新聞のウェブサイト(www.nytimes-se.com)が発表した声明では、「オバマ氏や他の民主党員には、われわれが彼らに期待して選出した通りのことをしっかりしてもらわないといけない」などとしている。