SKY STAGE 宝塚雪組公演ダンシング・レビュー「Joyful!!」

 作・演出は藤井大介氏。主演は朝海ひかるさん(写真)舞風りらさんコンビの宝塚大劇場お披露目作品。公演期間は2003年1月1日(水・祝)〜2月4日(火)。


 「楽器」にスポットを当て、さまざまな「楽器」の持つイメージをふくらませてショーアップした、華やかでエネルギッシュなレビュー。音を司る「音神」たちが舞台を導いていく。ニューコンダクター(朝海ひかるさん)が新しいショーの開幕を告げると、出演者たちが登場し、激しく踊り継いでいく。まずは「ピアノ」。若き天才音楽家貴城けいさん)と鍵盤のダンサーたちが軽快に踊る。次は「ベース」。ジゴロ(朝海ひかるさん)に弦の女たちがセクシーに言い寄る。「ギター」は、一人の女(舞風りらさん)とダンサーたちの激しいダンスでスパニッシュの名曲が次々と歌いつがれる。「ドラム」ではサスペンダーのダンサーたち(立樹遥さん、壮一帆さん、音月桂さん)が小気味よく踊り、「サックス」はキューバを訪れたコムサ朝海ひかるさん)とビーナス(舞風りらさん)のアダルトなダンス、「パーカッション」はプリンスとプリンセスのデュエットダンス。そして最後にオーケストラで、パレードとなる。

解説  

どこにでも音楽が溢れている時代。町には様々なBGMが流れている。クラシック、ジャズ、ロック、アフリカン・・・・・・。音楽は人間にとっての活力であり、自然と魂が踊り出してしまう刺激剤である。その美しい音楽を奏でる「楽器」にスポットを当て、様々な「楽器」の持つイメージを膨らませ、ショーアップした華やかでエネルギッシュなレビュー。