SKY STAGE 宝塚歌劇宙組公演「エリザベート−愛と死の輪舞− 」

 1998年10月30日(金)〜12月20日(日)宙組宝塚大劇場公演 VISAジャパンミュージカル『エリザベート』―愛と死の輪舞― 潤色・演出=小池修一郎氏。主な出演者は、姿月あさとさん、花總まりさん和央ようかさん。1999年02月12日(金)〜03月29日(月)宙組宝塚1000days劇場公演

 ハプスブルク家の皇妃エリザベートの生涯を描いたウィーン発のミュージカルを、トート「死」を主人公に、宝塚ならではの作品とした。1996年2〜3月に雪組で初演され大好評を得て、その年の11〜12月に星組で再演。そして、1998年に新しく誕生した宙組により、三度目の上演となった。物語は暗殺犯ルキーニ(湖月わたるさん)を狂言まわしに進行する。トート<死、黄泉の帝王>(姿月あさとさん)は少女エリザベート花總まりさん)を一目見て惹かれ、瀕死の彼女の命を助ける。トートは生きたままのエリザベートの愛を獲るまで何処までも彼女を追い続けようと決心する。エリザベートはハプスブルグ家の若き皇帝フランツ(和央ようかさん)と結婚するが、自由を愛する彼女は厳格な皇太后ゾフィー、窮屈な宮廷生活に耐えられず、フランツも味方ではなかった。