ちりとてちん第23週「終わりよければ滑ってよし」

  3月3日(月)〜3月8日(土)

 「鉄砲勇介」VS「算段の平兵衛」>>(徒然亭四草の得意話)

 和田小梅(江波杏子)と和田秀臣(川平慈英)はようやく長年のわだかまりを解消したが、和田喜代美(ビーコ:貫地谷しほり)は和田清海(エーコ佐藤めぐみ)と和解できぬまま、大阪に戻った。折しも磯七(松尾貴史)が散髪屋組合の落語会の話を持ってくる。喜代美と徒然亭草々(青木崇高)の前座で木曽山勇助(辻本祐樹)に初高座を踏ませたい、という磯七の親切だった。あいにく10月2日の落語会は天狗座に出番の徒然亭草々は都合が合わないが、徒然亭小草若(茂山宗彦)が代わりにトリで出ることになる。(なぜか「はてなの茶碗」にこだわる)
 木曽山勇助の初高座が決まり徒然亭若狭もおかみさんとして張り切るが、肝心の勇助はなぜか急に落語が下手になってしまう。しかも日々の修業も失敗続きで、けいこもろくにできないようだ。気になる喜代美は皆に相談するが、徒然亭小草若が「勇助が落研出身というのはうそだったのでは」と言いだす。
 一方、小浜では、和田正平(橋本淳)が塗りばしは継げない、と言いだし、父の和田正典(松重豊)と険悪になっていた。悩める正平は、大阪の姉・喜代美の元に出てくる。誰にも相談できずに恐竜への夢をあきらめてしまったという正平の話を聞き、喜代美は姉として何もしてやれなかったことに落ち込む。
 そんな中、突然勇助が「今度の落語会には出られない」と言いだす。