ちりとてちん第21週「嘘つきは辛抱の始まり」

 2月18日(月)〜2月23日(土)
喜代美(貫地谷しほり)たち5人の弟子が落語会をやり遂げると同時に、草若(渡瀬恒彦)は息を引き取った。暖かい春の日に、草若の葬儀が行われる。かつて草若と共に四天王と呼ばれた柳宝、尊徳らが顔をそろえる中、最後の一人・漢五郎(芦屋小雁)も病身を押して葬儀に駆けつけ、皆の涙を誘う。
だが草若の形見の宝くじがあと一歩で大当たりまで迫り、結局皆の笑いに包まれて葬儀は終わる。
 数日後、喜代美と草々(青木崇高)の元に、勇助(辻本祐樹)という弟子入り志願者の青年が現れる。
大学の落研出身で落語への深い愛を語る勇助に、喜代美たちはすっかり心をつかまれる。ただ一人認めようとしない草々も、勇助が両親を亡くしているという話を聞いたとたん、涙ながらに弟子入りを許してしまう。数日後、勇助は内弟子部屋に引っ越してきて修業を始めた。おかみさんとして張り切る喜代美だが、勇助は何事もそつなくこなし、拍子抜けしてしまう。しかも喜代美の前に、以前とはうって変わった姿の清海(佐藤めぐみ)が、突然現れる……。