ちりとてちん第15週「出る杭は浮かれる」

 1月7日(月)〜1月12日(土)
家族や仲間に祝福を受けつつ、無事結婚式を挙げた喜代美(貫地谷しほり)と草々(青木崇高)。
 新婚生活にデレデレしっぱなしの喜代美だが、糸子(和久井映見)に「主婦は計画性が大事」と言われ、家計簿をつけることにする。二人とも落語家で収入不安定のため、喜代美は口ぐせのように「やっていけるんやろか」とつぶやく毎日。
 そんな喜代美の姿を見て、草々は喜代美が「やっていけるんやろか」と言ったら罰金を払うことを提案し、代わりに草々は「勝手にせい」と言ったら罰金という取り決めをすることになる。
 折しも徒然亭一門に朝のワイドショー出演の話がくる。張り切る喜代美たちだが、当日は草若(渡瀬恒彦)をはじめ皆が勝手なことをしだして大混乱になり、喜代美は結局ほとんど出番なく終わってしまう。草々にも「落語家としての品格がない」と怒られ、落ち込む喜代美。
 だがその様子をテレビで見ていた天狗芸能の鞍馬会長(竜雷太)が喜代美に興味を持ち、若い女性落語家としての珍しさからタレント的にテレビの仕事が入るようになる。慣れない仕事に必死の喜代美だが、女房の方が稼いでいることに草々が次第に複雑な感情を持つようになってしまい……。