080102 テレビ ベルサイユのばら−オスカル編−(’06年雪組・全国ツアー・千秋楽)

 
TAKARAZUKA SKY STAGE

 水夏希(みず・なつき)さんがオスカルを演じた全国ツアー公演の千秋楽。オスカルの運命を中心に描く。'06年雪組。原作・池田理代子氏、脚本・演出は植田紳爾氏。演出は谷正純氏。水夏希さん、舞風りらさんほか。フランス王家を守る軍人の家系、ジャルジェ伯爵家に6番目の女児が誕生した。後継ぎを待望していたジャルジェ将軍はこの娘にヘブライ語で”神と剣”という意味のオスカルと名づけ、男の子として育てる。ある日屋敷に乳母の孫アンドレがやってきて、オスカルは彼と兄弟のように育つ。フランスの状況は不安定を極め、近衛隊隊長となっていたオスカル(水夏希さん)は、平民を守る衛兵隊に転属を願う。そんなオスカルを慕い、見守るアンドレ壮一帆さん)と、小間使いのロザリー(舞風りらさん)。衛兵隊でオスカルを待ち受けていたのは、アラン(緒月遠麻さん)たち大勢の荒くれた衛兵だった。彼らの運命をのせ、フランスは革命に突入していく…。全国ツアーでフィナーレに薔薇のタンゴとボレロの名シーンが加わった。


ベルサイユのばら動画○=1991年月組(オスカル編)
3月28日〜5月7日:宝塚大劇場、7月2日〜31日:東京宝塚劇場
 涼風真世さんのトップ披露公演であり、第77期生(安蘭けいさん等)の初舞台公演。 初めてフェルゼンとマリー・アントワネットが登場しないヴァージョンとなった。(なお新人公演においては、涼風アントワネット、天海祐希フェルゼンが1場面サプライズ出演している)
 天海さんはまだ研5(入団5年目)だったが、アンドレとジェローデルの2役を演じ、この公演から二番手スターとして活躍する。そのため組内のバランスをとるため、より上級生の久世星佳さんのアランの比重もこれまでにない大きさとなった。