キネ旬ベストテン

2007年01月09日
 映画誌「キネマ旬報」は9日、06年公開の作品ベストテンと個人賞を発表した。(敬称略)

 

【日本映画】(1)フラガール(2)ゆれる(3)雪に願うこと(4)紙屋悦子の青春(5)武士の一分(6)嫌われ松子の一生(7)博士の愛した数式(8)明日の記憶(9)かもめ食堂(10)カミュなんて知らない

 【外国映画】(1)父親たちの星条旗(2)硫黄島からの手紙(3)グエムル 漢江(ハンガン)の怪物(4)ブロークバック・マウンテン(5)麦の穂をゆらす風(6)太陽(7)カポーティ(8)グッドナイト&グッドラック(8)クラッシュ(10)マッチポイント

 【文化映画】1位「あの鷹巣町の その後」

 【個人賞】監督賞=根岸吉太郎雪に願うこと」▽脚本賞西川美和「ゆれる」▽主演女優賞=中谷美紀嫌われ松子の一生」ほか▽同男優賞=渡辺謙明日の記憶」▽助演女優賞蒼井優フラガール」ほか▽同男優賞=香川照之「ゆれる」ほか、笹野高史「武士の一分」ほか▽新人女優賞=檀れい「武士の一分」▽同男優賞=塚地武雅間宮兄弟」▽外国映画監督賞=クリント・イーストウッド父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙

 いろんな映画賞に選ばれる作品と自分だけのベストとは一致することもあり、しなかったりもある。また作品を完全に見逃す場合もある。あとでDVDで追いかけなければと思う。
 外国映画の1位と2位はさすがに監督クリント・イーストウッドの才能に脱帽でした。助演男優賞笹野高史さん(実は58歳と見た目以上に若い)も納得です。「フラガール」(公式ブログ)を見逃したのが残念ですが、DVDが3月発売とのことであとのお楽しみというところです。蒼井優さんは存在感のある楽しみな女優さんです。
フラガールスタンダード・エディション [DVD]